

暨南大学本校
「暨南」の 2 文字は、中国古代の歴史書である尚書の一遍で、中国地理の書として尊重された「禹貢(うこう)」に記載された「東漸于海、西被于流沙、朔南暨、声教訖于四海」から引用したものです。
13 年間も家に帰らず、中国の9つの州の治水工事を成功させた禹は、万民が幸せに暮らせるようにし、「東は海まで、西は砂漠まで、そして、北南へも声教(君子の教え)が全方向の遠方まで行き渡るようにした」という功績を讃えられました。
暨南大学日本学院は健全な教育によって、この禹のように、東南アジアだけではなく、広く欧米にまで羽ばたく優秀な人材を育成し、多文化共生や人類の発展に貢献していくことを目指します。
暨南大学は、中国にある「双一流」(世界一流大学 一流学科の略称です)国立総合大学の 1 つであり、中国国内でランク上位 2% に入る 115年歴史ある名門校です。「暨南学堂」は 1906 年に設立され、1927 年に国立暨南大学に改名されました。広州、深セン、珠海に5つのキャンパスがあり、メインキャンパスは広州にあります。

暨南大学の理念
暨南大学の校訓
暨南大学の校訓は、「忠信篤敬(ちゅうしん とくけい)」です。英語では Loyalty, Trust, Sincerity, Respect になります。
この言葉は、2,500 年以上前に編纂された「論語」に収められた孔子の名言に由来するものです。
弟子の子張が、「どうしたら自分の意志が社会に受けいれられ、実現されるか。」ということについて孔子に尋ねたところ、「話すことに噓が無く正直で(言忠信)、行動が誠実であれば(行篤敬)、いつでもどこでも物事がうまく運ぶようになる(自分の意思を社会で実現できる、人に意見が通る)。」と孔子が答えたとされています。
また、この4つの漢字はそれぞれに深い意味を持ち、他の漢字と組み合わせて新たに道徳的な意味を持つ言葉を造ることもできます。
暨南大学では中国語教育を通じて、「言忠信行篤敬」で教養ある多彩な国際人の育成を実践していきます。
暨南精神
【忠信笃敬(ちゅうしんとっけい)】
話すことに噓が無く正直で(言忠信)、行動が誠実であれば(行篤敬)、いつでもどこでも物事がうまく運ぶようになる。
【知行合一(ちこう ごういつ)】
真の知識には必ず行為がともなう。知っていても行わないのは知識とは言わない。
【自強不息(じきょう ふそく)】
自ら向上することを怠らない。強い意志を持ち続け、 世の中を絶えず発展させる。
【和而不同(わじ ふどう)】
徳のある人との協力は惜しまないが、むやみやたらに意見や態度を同じにはしない。
暨南大学本校副学長挨拶
暨南大学本校副学長 張宏
張 宏
暨南大学本校副学長。医学博士。主任医師。
本校医学部教授(大学院博士課程指導)。
〈略歴〉
- 1996年 中国協和医科大学 医学博士
- 2003年 暨南大学教務部 副部長
- 2006年 暨南大学附属医院 主任医師
- 2011年 暨南大学教務部 部長
- 2015年 暨南大学大学院 執行院長
暨南大学 副学長

皆さんのご入学を歓迎いたします。
日本学院の開校目的は、ハイレベルな革新型グローバル人材を育成することです。当学院が考える革新型グローバル人材とは、国際的な視野を持ちつつ、日中文化に精通し、高い適応力と国際競争力を有する人材です。そして、当学院で学んだ方々が、日中両国間の相互理解を深め、日中友好を促推し、世界中の人々と共に学び合いながら、人類の発展に貢献してくださることを願っています。
暨南大学日本学院で皆さんの夢を叶えてください。私たちは全力でバックアップします。共に学んでいきましょう。
热烈欢迎大家的到来!
日本学院的办学宗旨是培养高水平国际化创新型人材。日本学院需要的国际化创新型人材是指具有国际视野,精通中日文化,广泛适应能力和国际竞争力的人材。希望在暨南大学日本学院学习的同学们能为增进中日两国民间的相互理解,促进中日人文交流和中日友好,推动世界多元文明交流互鉴和人类的发展做出贡献。
在这里我们会为实现大家的梦想而全力以赴,一起学习共勉吧。
暨南大学日本学院
概要 | 暨南大学は、積極的に国際交流を行う教育方針のより一層の充実を図り、2014 年に千代田教育グループと連携し、暨南大学大学院日本研究センターを開設しました。日本の現代社会のニーズ、文化及び未来の発展に必要とされる関連分野のための人材育成を目的とし、暨南大学の学科及び専攻を基に、2020 年に暨南大学日本学院設立の調印式を行い、本校初の海外キャンパスとして、東京に暨南大学日本学院を設立しました。2021 年には文部科学大臣指定外国大学日本校として認定され、日本、東南アジア、そして世界各地の華人華僑、外国人留学生に奉仕することを目的に、中国語学部、国際中国語教育学部 / 研究科、経営管理学研究科、中国言語文学研究科、メディア コミュニケーション等の専攻を開設しました。 今後、暨南大学日本学院は、国際的な発展の趨勢に応じ、より多くの専攻を開き、より高度な人材を育成し、中国と日本と世界との友好を強化し、国際交流の使命を担ってまいります。 |
事業管理部 | 〒171-0014 東京都豊島区池袋2-68-1 福龍池袋ビル9階 |
校舎 | 〒170-0003 東京都豊島区駒込3-2-7 |
最寄駅 | JR 山手線/東京メトロ南北線 駒込駅 徒歩 1 分 |
連絡先 | 大竹 |
電話 | 03-6907-0433(直通) 0120-958-355(フリーダイヤル) |
メール | info@jnu.jp |
設立状況 | 本学は日本学院の設立をスムーズに進めるため,本学の「一帯一路」海外キャンパスの設立準備を担う業務指導チームと日本学院準備事務室を設け,日本学院の設立に関する事務事項を全面的に管理します。これまで日本の千代田教育グループと交渉を深め,現在,双方はすでに協力協議に合意しています。2020 年 7 月 10 日,中華人民共和国駐日本大使館、華僑華人代表及び在日友好会会員らの証言のもと,本学と千代田教育グループは「クラウド契約」(オンライン上の契約手続き)に署名し,共に日本学院の設立協議に合意しました。 本学は日本学院の設立とともに,現在日本で展開されている華文教育の社会人コースである修士・博士課程の既存資源を統合調整し,海外における大学運営及びその影響力の形成を目指します。海外における大学運営の「金字塔」を打ち建てるべく,日中友好の和を育成し,日中両国の教育交流と協力を促進し,両国の更なる発展のために貢献していく所存です。 |
位置付け | 日本学院を設立することにより、中国の教育面での対外開放政策を実施し,「海外での大学運営」を担うことは,中国の高等教育機関の国際化と運営能力のレベルを高める重要な機会です。大学の国際化戦略と海外キャンパス設置計画の一環として,本学海外初キャンパスとなる日本学院は、中華文化を広め,国内外の文化を互いに学び合う重要な拠点となります。本学は,日本学院を通じ,学部生と修士・博士課程の院生の教育・研修,学術交流協力・提携などの教育事業を展開していく方針です。以上の教育事業は,本学が本校で展開する教育と一致しています。 |
協力体制 | 本学と千代田教育グループは,それぞれ質の高い教育資源と経営資源の基礎を活用し,日本社会に向けて優れた教育サービスを提供していきます。日本学院を設立する過程において,本学は主に、大学の教員,海外における教育ソフトの開発力,大学運営の経験,教育計画・カリキュラムの設計などの教育資源を提供します。そして、千代田教育グループは、日本での大学設立の経験と施設等のハード面を提供し,日本での学生募集と学生の育成,管理等を担います。 |
暨南大学日本学院の特色
①中国語学習歴「0」から中国語能力試験(HSK)6 級へ、海外勤務を実現します。
②日本学院での授業は全て中国語。中国語で学び、話す 読む 実践する力を養成する直接教授法を採用しています。
③少人数制によるきめ細かい授業を行います。
④ビジネスに必要な国際経済貿易などの専門知識も学ぶことができます。
⑤中国文化を知るための交流活動を随時開催、語学留学ツアーも行っています。
⑥定期的に学会 研究発表会 シンポジウムを開催します。
⑦人脈が広がり、広大な中国マーケットで、日中間の貿易に携わることができます。
⑧文部科学大臣指定の外国大学日本校です。
⑨日本の大学院等への入学資格が付与され、日本の大学と単位互換等が認められています。編入制度も用意しています。
⑩中国教育部が認可する、中国国立大学学位を取得できます。
⑪学士号取得後、本校や日本校の大学院に推薦進学することができます。
⑫中国語での授業やオンライン授業を用いて、日本に居ながら中国留学できる大学です。
⑬暨南大学本校への留学制度もあります。
⑭世界の学生たちが集まる国際的な学習環境です。
⑮就職活動を徹底的にサポートします。
⑯奨学金 学費免除制度等が充実しています。