中国伝統芸能「快板教室」レポート:ますます盛り上がる練習風景

当学院では、毎週土曜日に中国伝統芸能「快板(kuaiban)」を学ぶ教室を開講しています。前回の記事では、快板の歴史や特徴、授業内容をご紹介しましたが、今回の投稿では参加者が増えてさらに盛り上がる教室の様子をお届けします。

引き続き開催中の「快板教室」ですが、参加人数も徐々に増え、ますます活気にあふれる授業を行っています。
特に快板は様々な技能が要求されるため、中国語の基礎力だけではなかなか舞台に立つことはできません。そこでまずは、竹の楽器を使いこなすための基本操作から学んでいただき、皆さんの上達度合いに合わせて、実際に中国語の「語り」を付けてもらうステップへと進んでいきます。

授業では、楽器の持ち方はもちろん、姿勢・目線・動きの美しさなど、舞台に立っていることを意識しながら練習を進めます。また、快板の操作ではときどき左右の手で異なる動作を同時に行う必要があるため、まずは正確にリズムを捉えることが重要です。現在はすでに中国語の語りにも挑戦し始めており、完成度を高めるべく日々努力を重ねているところです。

さらに、こちらの教室では華僑の子どもたちも一緒に練習を行っています。快板の練習だけでなく、発音練習に協力してもらうなど、子どもたちとの交流も大いに盛り上がり、笑い声が絶えない時間となっています。

また、快板による中国語の語り部分には多くの新出単語が登場するため、今後はこれらの単語に関連したHSK対策なども実施していく予定です。ぜひ皆さんも快板を極め、一緒に舞台に立ってみませんか?

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