快板(kuaiban)とは?

快板(kuaiban)とは、竹製の楽器を手にしてリズムを打ちながら、中国語で物語や口上を語る伝統的な表現技法です。その語りはまるでラップのような形式をとり、中国古典や物語、神話などを韻を踏んだ早口言葉でテンポよく進めていきます。語りのスピードやリズムを自在に操るため、正確な発音や姿勢、楽器を叩くタイミングなど、習得には非常に高い技術が求められます。

実は、日本国内で正式にこの快板を学ぶことができる場所は、現在のところ私たち暨南大学日本学院だけ。講座の講師である小松洋大は、北京にて快板の名師・姚富山(よう・ふさん)先生のもとで修行を重ねました。そのため、当学院の学生たちは本場仕込みの「姚富山スタイル」の快板を学ぶことができます。

次回以降の記事でも、この快板の魅力や歴史、実際の演習方法などをさらに詳しくご紹介していきます。中国の伝統芸能を体験しながら、中国語や表現力も同時に磨くことができる絶好の機会です。興味をお持ちの方はぜひ、先にご案内した土曜日開講の講座や無料体験レッスンへのご参加を検討してみてください。きっと新しい世界が広がりますよ。

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