暨南大学国際中国語教育専攻日本修士課程2024年度入学式

 9月21日の午前、暨南大学国際中国語教育専攻日本修士課程2024年度入学式が日本学院で盛大に開催されました。中国駐日大使館郭軍参事官、劉丹領事、暨南大学大学院馬民執行院長、大学院院務室彭飙主任、華文学院劉華副院長、華文学院大学院及び科研管理オフィス曹欽明主任、華文試験院馬新欽副教授、公益財団法人「友愛」井田安信理事、攪上哲夫理事、全日本華僑華人団体連合会潘宏程副理事長、中国文化センター羅玉泉主任、日本中国語教師協会呉川理事長、在日母親読書教育協会孫玲玲会長、千代田教育グループ栗田秀子会長、王欽純理事、華文教育高紅霞部長、暨南大学日本学童盛強副院長、司志武オフィス主任、魯小偉事務局長、校友連合会の校友や各界の友人が出席し、この重要な瞬間を共に見届けました。

01 来賓及び新入生、教師のあいさつ

 まず、暨南大学日本学院日本側代表の栗田秀子会長が祝辞を述べました。遠路はるばる来日した暨南大学大学院、華文学院のリーダー、教授の方々に心から感謝の意を表しました。それから千代田教育グループと暨南大学との交流の歴史をお話しされました。千代田教育グループと暨南大学は2014年に提携を結んでから今年で10年になり、最初の修士・博士課程を開講してから延べ100名以上の優秀な人材を育成し、卒業生たちは現在日本の各分野で活躍しています。さらに、千代田教育グループと暨南大学は、日本の華文教育事業と地域社会の発展に積極的に貢献していることを紹介しました。また、中華文化の伝承と発展を使命とし、海外華文教育事業をさらに深め、海外における華人の「根」を絶やすことなく、中日両国の長期的な友好関係の推進に貢献することを呼びかけました。

 次に、中国駐日本大使館の郭軍参事官が暨南大学と千代田教育グループに感謝の意を表し、本年度の修士課程新入生を熱烈に歓迎しました。中国語はグローバル社会の中でますます重要な役割を果たしていくとし、その上で暨南大学が中華文化を広め、高度な海外中国語教育人材を育成する教育機関として卓越していると評価しました。また、新入生たちが専門知識を磨き、日本で中国語で自分自身と中華文化を伝え、中国語を使い世界との架け橋となることを期待しました。

 それから、暨南大学大学院馬民執行院長は、暨南大学の「暨南」の由来及び意味、暨南大学の教育理念を紹介した後、本年度の新入生に対して、「①志を高く持ち、大きな理想と抱負を持つこと。②一生懸命学び、学習能力を向上させること。③困難や挫折を恐れず粘り強く最後まで諦めず、「忠信篤敬」の暨南精神を継承し、知行合一を実践すること。」という3つの期待を述べました。

 それから、公益財団「友愛」の攪上哲夫理事は、学生たちが学業を完遂し、学術的視野を広げ、より専門的で実践的な教育者になることを願いました。

 さらに、暨南大学華文学院劉華副院長が挨拶しました。まず華文学院が華文教育と国際中国語教育の分野で達成した成果を挙げ、次に道徳、基準、情熱の三つの視点から「大学院生とは何か」を説明しました。学生たちが暨南大学の校訓を理解し、暨南大学の名を輝かせることを期待すると述べました。

 そして、修士課程の教師代表として、馬新欽副教授が暨南大学の海外教育の歴史、国際中国語教育修士課程の成熟したカリキュラム体系を紹介し、学生自身が積極的に考え、学業に取り組むことを期待し、教師と多くのコミュニケーションを取るよう呼びかけました。

 最後に、本年度の新入生代表として、魯小偉と王文が発言し、「暨南人」であることの誇りを表し、入学の喜びと修士生活への期待を述べ、仕事、学業、家庭を両立させることを目指すことを誓いました。

02 証書授与

入学通知書の授与
 
大学院の馬民執行院長と華文学院の劉華副院長が新入生に入学通知書を授与しました。

表彰状の授与
 
暨南大学日本学院校友連合会が日本学院の活動を支援してきたことに感謝し、栗田秀子会長と童盛強副院長が校友連合会の曹萌事務局長と史悦理事に表彰状を授与しました。

校歌の合唱
 
全てのリーダー、来賓、新入生が起立し、暨南大学の校歌を合唱し、入学式を締めくくりました。

写真撮影

03 新入生教育

 同日午後、暨南大学大学院と科学研究オフィス主任の曹欽明が新入生に対して大学院生としての心得についての教育を行い、新入生に暨南大学の校章、キャンパスカード、学生証を配布し、暨南大学と華文学院の教育状況を詳しく紹介し、大学院生の育成計画と大学院生の段階で注意すべき事項を重点的に伝えました。

 2024年度国際中国語教育日本修士課程は、パンデミック後の新しい修士課程であり、暨南大学大学院と華文学院はこのプログラムを非常に重視しております。入学式を通じて、新入生と多くの華僑華人たちは、華文教育に身を投じ、中華文化の伝承と普及を推進する信念と決意をさらに強めました。彼らが中日文化交流の中核的存在となることを信じています。